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今回は「風俗嬢へのお客様からのプレゼントやお土産、実際はどう思われている?」の後編です。前編の記事では、「喜ばれやすいプレゼントの定番はミネラルウォーターやお茶」
「タバコをプレゼントする場合は、銘柄を事前に聞くのがベスト」
「旅行先などの保存がきくお土産は風俗嬢にけっこう喜ばれる」このようなお話をさせていただきました。
※前編の記事へは下記リンクよりご覧いただけます。
そして今回は前編に引き続いて、プレゼントされて「キャー」と喜ぶ女の子もいれば、
「え、何これ…(汗)」と反応に困る女の子もいる。
そんな風俗嬢の「好みによって意見が分かれてしまうプレゼント」や「敬遠されがちなプレゼント」のお話を紹介させていただきます。
私らもお客様からのお気持ちはありがたいんですけど、時には内心オヨヨな感じになってることもしばしば。だって人間だもの。
あけすけに言うのは気が引けますが、こんな意見もあるんだと参考程度にご覧いただければ幸いです。
風俗嬢へのプレゼントで好みが分かれがちなもの
書籍(小説・マンガ・ビジネス書など)
小説やマンガなどの、いわゆる本のプレゼント。
わりとよくあるプレゼントのようですが、人によってはドン引いちゃうみたいです。
小説や漫画ならまだしも、『人生を謳歌する方法』みたいな自己啓発系のカタイ本とかは風俗嬢にあまりウケがよろしくありません。
私としてもいただいたものは一応読みますが、サララ〜くらいの感じですっ飛ばしてしまいます。
漫画だったらだいたいウェルカムなんですけどね…。
ただすでに持っている本だったり、苦手なホラー漫画だと「マジか…」と思っちゃいます。
やっぱり、こちらも事前のリサーチ次第でしょうか。
「今度買ってくるよ」なんてひと声をいただけると、プレゼントが無駄にならなくて良いかもしれません。
市販の食べ物(パン・お菓子・ケーキなど)
これこそ風俗嬢によりけりと言うべきでしょうね。
モノによっては結構胃袋にズカンとくると言うか、食べるタイミングによっては胃もたれしちゃうんですよ…。
なんの気なしに持ち寄るのではなく、女の子の好みをあらかじめ聞いてくれると大変ありがたいのであります。
たとえば生菓子。
これは過去に一度遭遇したことのあるいただきものですが、正直困り果てましたね。
日によっては秒でイケるんですけど、ダメな時は全くダメ。
その時のお客様は、営業スマイルさえ忘れた私の固まった表情から全てを察していました。さーせん。
と言ってもペロっと食べられる菓子パンなんかは、好きな子が多い気がします。
以前にご飯のタイミングを逃してお腹ペコペコのとき、アンパンを買ってきてくれたお客様がいたんです。
その時は彼が某国民的アンパンキャラに見えましたね。部活帰りの野球部男児のようにガッついたのが懐かしい。
なんか書いてて空しくもなるエピソードですが。
そんなわけで持ち帰るのが面倒なもの、常温保存できないものは可能な限り控えたほうが良いでしょうね。
まぁ食べ物のサイズや風俗嬢の空腹具合にもよりますので、食べ物なら手軽なものを、とご認識くださいませ。
アクセサリー
人による、品物による、好みによる。
そんなバクチ要素満載のプレゼントがアクセサリー類です。
なんといっても身につけるものですし、彼氏がいたり腐るほどアクセ持っている子もいますから。
逆に高級ブランドのアクセなんかは最悪の場合、ネットオークション行きの可能性もあったりして…。
もちろん一概には言えませんよ?
私はそんなことしませんし、いただいたものはちゃんと大切にしている女の子もいっぱいいます。
でも私なんかはそもそもアクセサリーはプライベートでもほとんど買わないので、いただいても手にあまるってのが正直なところでして。
よほどの確証があってプレゼントしてくださるのはアリだと思いますが、衝動的に買ってきても女の子が喜ぶかどうかは怪しいものです…。
風俗嬢へのプレゼントで敬遠されがちなもの
『コレだけは遠慮させてください…。』
風俗嬢へのプレゼントには、そう思われてしまうモノがいくつかあります。
女性サイドの意見を知れば、「なるほど」と思える理由がきっとあるのではと。
これらは経験上喜んでる女の子をあまり見た事がないものなので、受け取り手となる女の子とよほどの信頼関係がなければ避けるべきかもしれません。
手作り系
風俗を利用する人がさまざまな分、プレゼントも多種多様です。
中には丹誠こめて作った手作りプレゼントを持ち寄るお客様もいらっしゃいます。
料理ができたりとか、DIYが趣味の男性はすごいなあと思うのですが…。
それを風俗嬢へのプレゼントにするというのは、結構難しいことなのではと個人的には思っています。
特に手作り料理。
受け取りこそすれど、正直口にするのはかなりハードルが高いと思います。
例えばこれがクッキーとかマカロンとか、お洒落でかわいいお菓子だとしても…です。
あまりアレコレ言い訳もしたくは無いのですが、体調管理のリスクを考えるとどうしても尻込みしてしまう自分がいたりして。
そういった時はまず嬉しさよりも、怖さみたいな感情が先立ってしまうのが正直なところだったりします。
逆に私も、お店のスタッフに手作りの差し入れとか怖くて持ってけないですもん。
みんなが腹こわして、店を閉めることになったらエライこっちゃだし。
下着
ごくまれに、下着を持参してくるお客様もいます。
プレゼントというよりは、プレイ中に使ってくれってことなのかもしれませんが。
人によりけりですが、私にとっては下着の贈り物もちょっと重いです。
下着は身体に合わせたフィット感も大切ですし、色や柄も自分好みのものを選びたいので。
万が一、サイズも色の好みもバッチシな下着をプレゼントされたら、それはそれで怖いんですけど。
あと貰ったからには「プレイで着なくてはいけない義務感」に駆られるのも、なんかモヤっとします…。
だからこの手のプレゼントには、対応に困ってしまう子が多いかもしれませんね。
でも「男性が選ぶ下着は自分では買わないようなものが多い」といった理由から、
喜んで受け取ってくれる女の子もある程度いるみたいです。
私が見る限りではノーサンキューな風俗嬢が大多数で、まれに喜ぶ子がいるといった感じがします。
しかし安全策を取るのなら、下着のプレゼントは避けておいたほうが無難かと。
女の子もプレゼントをくれたお客様へはしっかりとお礼を
お客様が私たち風俗嬢のためにくださるプレゼント。
いただいたお気持ちに対して、しっかりとプレイ内にてお礼をさせていただきます。
もちろんルールの範囲内で、ですよ。
プレゼントってやっぱりお客様からのご厚意ですから、私たちも快く受け止めたいんです。
でも好みや状況によって、うれしさにバラつきがあるのもご理解ください。
だからこそと言うのもなんですが。
風俗嬢としてお客様と過ごしていく中で”自分をわかってもらう”のは大切な業務の一環だと思っています。
お客様との距離を縮めるためには、それなりの時間が必要かもしれません。
ですが会話やプレイを重ねるたびに、お互いの理解は少しずつでも深まっていくはずです。
趣味の傾向や、お客様との距離感の取り方は女の子ごとにさまざま。
しかもその日ごとの体調やメンタルにも波がありますので、絶対的な正解・不正解はきっとありません。
ただ全体的に女の子の負担になりにくいものの方が、好まれて行くという傾向にあると思います。
お客様からいただくプレゼントには当然お金がかかっていますし、私たちはそれを忘れず感謝の気持ちをしっかり持ちながら。
品物の好き嫌いに関わらず、お客様のご厚意に対して上手に恩返しができたらなと日々思っております。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
過去の記事もいくつかございますので、よろしければぜひご覧になってみてください。