風俗嬢が関わる性病【ヘルペス】症状・治療・予防の知識

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風俗嬢が関わる性病

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こんにちは。風俗嬢のなぎさです。
今回は風俗嬢がかかりやすい性病である『ヘルペス』について、お話しさせていただきます。

ヘルペスはクラミジアや淋病などとならんで、夜のお仕事をする女の子がかかりやすい性病のひとつ。
記事の中では感染の原因や治療・予防の情報をまとめていますので、今後に役立てていただければ幸いです。

風俗嬢が関わる性病【ヘルペス】の特徴を再確認しましょう

ヘルペスとは「疱疹(ほうしん)」のことであり、小さな水ぶくれがたくさん集まってできた「急性炎症性皮膚疾患」のことを言います。
風俗業界で働く女の子が感染しやすい性病であり、感染力が非常に強いことでも有名です。

その昔、ワタシの高校の恩師(男性教諭)は疲労がたまると唇にヘルペスが出来ていました。
その先生は学年主任とバレー部の顧問を掛け持ちしていたので、さぞや忙しかったのだろうなあ…と思います。

風俗嬢の女の子にとってヘルペスは、お仕事での性的接触が感染する要因の大きなもののひとつ。
それに加えて私の恩師のように、ストレスや疲労などによる免疫力の低下から引き起こされることもある病気です。

それでまず、厚生労働省の性器ヘルペスの感染者データを見ていきましょう。

厚生労働省の発表データ

ヘルペスの感染症報告数年次推移データ

厚生労働省の発表データによると、この数値を見る限り、ここ10年での感染者数はほぼ横ばいです。
男女比率でいえば女性の方が感染者数は多く、男性の感染者数を下回ったことはありません。

ヘルペスの感染報告数平成28年度データ

平成28年の数値を例に見てみると、どの年代にも一定数の感染者がいるのがわかります。
その中でも、特に20代全般と30代前半の年層に感染者が多いようです。

◇引用元:「厚生労働省ホームページ 性感染症報告数 」◇

ヘルペスの種類は「単純疱疹(たんじゅんほうしん)」と「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」の2つ

ヘルペスというのは大きく分けて

「単純疱疹(たんじゅんほうしん)」
「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」

この上記2つのことを指します。

いずれもヘルペスウイルスが人の身体に感染することで引き起こされる病気ですが、病気としてはそれぞれ別の扱いです。
今回は、風俗のお仕事をする上でかかりやすい「単純疱疹」の話を中心に進めさせていただきます。

ヘルペスにはどんなときに感染する?原因や症状について

「感染部位」や「モノ」を通して全身のあらゆる場所に感染する

ヘルペスウイルスは、身体のどこにでも感染する性病です。
代表的な感染場所でいうと、性器・口唇・口内・顔面・角膜・手指などがあります。

「身体のどこにでも感染する性病」とお伝えしたように、ヘルペスは感染経路が生活のあらゆる場所に存在します。
大きく分けて「接触感染(1型)」と「モノを通した感染(2型)」のふた通りが代表的な感染経路です。

「接触感染(1型)」は、すでにヘルペスウイルスを持っている人と身体が触れ合うことでの感染。
風俗のお仕事で、身体同士や体液が触れ合うことでもこの可能性は生まれます。

そして「モノを通した感染(2型)」は、衣服や家具・食器などの物を通して人へ感染するものです。
ヘルペスウイルスは非常に感染力が強いため、バスルームの浴槽やトイレの便座などからでも感染します。

潜伏期間から発症までは「約2日~10日」ほど

ヘルペスの潜伏期間は、およそ「約2日~10日」ほどです。
潜伏期間には個人差がありますし、自分だけで正しい判断するのは難しいもの。
もし病気を疑うような状況があれば、速やかに病院で受診することにしましょう。

感染した時には「かゆみ」「痛み」「赤くはれた水ぶくれ」などの症状が

・口唇ヘルペス
口のまわりに赤くはれた水ぶくれができて、痛みやかゆみがあるのが代表的な症状です。
ディープキスやオーラルセックス(フェラチオ)などが原因で、この口唇ヘルペスに感染することがあります。

・性器ヘルペス
性器からお尻のまわりにかけて出来るヘルペスのことで、こちらも赤くはれた水ぶくれが症状として表れます。
性器同士の接触だけでなく、トイレの便座などからも感染することもあるので注意が必要です。

ヘルペスの主な症状は「赤い水ぶくれができる」というもので、症状が強いと皮膚のただれや発熱をともなうことも。
感染力が強いことも病気が恐れられている大きな原因のひとつであり、のちほど紹介する予防策も含めてしっかりと備えていただきたいと思います。

女の子は「婦人科」などでヘルペスの検査ができます

女の子のは婦人科へ

ヘルペス感染した場合、およそ2日~10日前後が発病までの目安となります。
性器ヘルペスだと潜伏期間が長かったり、その人が持つ抵抗力で日数が変わってきますが、病変が比較的顕著に出ますので注意深く観察していれば気づきやすいでしょう。

感染場所で検査する病院を決めましょう

・口のまわりに水ぶくれなどの症状がある場合は、口唇ヘルペスの可能性があるので「皮膚科」を受診しましょう。

・性器の周りに周辺に症状がある場合は、性器ヘルペスの可能性があるので女性は「婦人科」を受診しましょう。

ヘルペスと診断された場合は、「抗ヘルペス剤」で治します

病院でヘルペスに感染していると診断された場合、「抗ヘルペス剤」によって治療を進めることになります。
抗ヘルペス剤には「飲み薬」と「塗り薬」そして「点滴注射」による治療方法があるので、医師の判断に従って正しく治療をすすめましょう。

投薬から回復の目安は約5日~10日ほど

個人差はありますが、一般的には「抗ヘルペス剤」を使用しはじめて約5~10日ほどで改善へ向かうとされています。

ヘルペスは、免疫力が低下しているときに感染しやすい病気です。
症状改善・再発防止いずれの面から考えても、日頃から栄養と睡眠を十分にとって病気への抵抗力をつける心がけが大切だといえるでしょう。

「口内や爪のお手入れ」「コンドーム着用」などで感染を予防する

風俗のお仕事をする上で、性病の感染を予防していくには「自分自身」と「お客様」の身体をキレイにすることがとても重要です。
基本的にお互いの全身、特に「口の中」「手の爪」「性器から肛門周辺」などはデリケートな部分と触れ合いますので、プレイの前にはお互いの身体をよく洗う事を心がけましょう。

お客様の手の爪が伸びすぎていると、指入れのプレイなどで女の子の身体に傷がついてしまうかもしれません。
気になる場合はお手入れをお願いして、清潔な状況でプレイに入れるよう協力してもらいましょう。

風俗のお仕事をするなら、自分だけでなく周りの人からも感染予防の協力を仰ぎましょう

お客様の中には、コンドーム着用の着用を嫌がる方もいます。
なかなかお客様を前にしてはっきりとした態度でお願いをするというのも難しいものです。

まずはお店のスタッフに協力をお願いしてみましょう。
そして時にはより衛生対策に力を入れているお店を探してみるというのもひとつの手です。

風俗嬢の女の子もひとりひとり置かれている状況が違うからこそ、自分自身をしっかり守れる職場を見つけてくれらたいいなと思います。

また当サイトでは、風俗の仕事をする上で注意するべき性病をまとめた記事を掲載中です。
お時間のある方は、ぜひともご覧になってみてください。

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