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お疲れ様です。なぎさです。
今回は風俗嬢というだけでなく、風俗業界全体についてのお話となります。
どの業種にも少なからず売り上げが芳しくない時期と、お客様が大勢訪れる忙しい時期があるものです。
これがいわゆる【閑散期】と【繁忙期】と呼ばれるものであり、風俗業界にももちろん存在します。
風俗を利用するお客様の数も、時期によって結構違いがあるんですよ、これが…。
というわけで今回の記事では、風俗の閑散期・繁忙期を一年の流れに沿ってご紹介いたします!
【1月~3月】、【4月~6月】、【7月~9月】、【10月~12月】の4つに一年を分けまして、稼ぎ時や節制しなくてはいけない時期を月別でまとめました。
風俗の閑散期と繁忙期を知っておくことは、風俗嬢一本で生活していくにしても、副業と並行して働くにしても本当に大切なポイントとなります。
もちろん働き方のリズムというのは、十人十色。
それでも業界全体の大まかな流れを頭に入れておくだけでも、働き方の選択肢というものは増えていくのではないでしょうか。
ただしこれからお伝えするのは私の経験に基づいたものであり、絶対ではありません。
特に私はあまり要領がよくないこともあり、他のベテランさんから見れば「なぜ?」と思うこともきっとあるでしょう。
ですがご自身の置かれた状況に本記事の内容を照らし合わせていただくことで、何かしらの参考になればと思い、私なりの見え方をご紹介させていただく次第です。
風俗業界の閑散期・繁忙期の理由や、安定した風俗ワークのために行える対策も適宜お伝えします。
ちょっと長くなりますが、気になる時期のところだけでもご覧になってみてくださいませ。
もくじ
【1月~3月】風俗は繁忙期から一気に閑散期へ
一年の始まりである1月に、年度の終わりでもある3月。この時期は何かとバタバタしますよね。
しかし風俗業界の【1月~3月】は慌ただしいかと思いきや…実はそうでなかったりもします。
幸先の良いスタートを切れるように、傾向と対策を押さえておきましょう。
1月:年始は稼ぎ時!寝正月は厳禁です
1月は年始ということもあり、人の動きもお金の動きも活発になります。
毎年の恒例行事として帰省のタイミングで風俗を利用する方や、12月に入ったボーナスで遊びにいらっしゃる殿方も珍しくありません。
そのため、風俗業界において1月前半はなかなかの繁忙期。
一年の中でもトップクラスに忙しい時期なんです。
私としてもお正月はコタツでぬくぬくしながら、一日中酒をかっ食らっていたいところではありますが。
(あとで述べる年末も含めて)この時期に稼がないのは、自分の首を絞める行為でありまして…。
特に年始は大勢のお客様の利用が期待できるので、風俗嬢になりたての女の子でもフリー客を充ててもらいやすくなるのもポイントですね。
とにかく風俗嬢は寝正月、ダメ、絶対…!これを覚えておいてください。
2月:先月の勢いはいずこへ?季節も懐もサブいぜよ…
1月の繁忙期は、まるで潮が引くように去っていきます。
これは年末年始にかけて忘年会・新年会・旅行、もちろん風俗利用などで散財していたお客様が、ここで一気にお財布のヒモを固めるからでしょう。
個人的な体感ですが、一年の中でも一番ヤバイ季節だと思います。
ようやく正月ボケが抜けて仕事に身が入る頃合いなのに、人生そう上手く噛み合わないものだと実感しますね…。
とはいえ多かれ少なかれ需要はあり続ける業界ですから、全く収入がなくなるというわけではありません。
もしもお金のことが心配なら、次の繁忙期までに適度な節制をすることも大切です。
キリギリスではなくアリになるように、自分自身のお財布もギチギチに固めて備えておきましょう。
3月:やたらとお金がかかる時期!風俗にも使って欲しいんだけど…
2月に引き続き、厳しい時期はまだ続きます…。
3月は新生活に備えて支出が増えるときですから、お金を使わないようにする人も多いんでしょう。
確かに引っ越しやら公共機関への手続きやらで、お金がかかるだけでなく時間もかなり費やしますよね。
私の周りでも3月を境にお店を辞める人も見かけますし、何かと人の動きが激しいです。
しかし、ポジティブに考えれば、新生活をスタートさせたばかりの新しいお客様を獲得できる時期でもあります。
自分を売り込むために、稼ぐために何をするべきか。
己のスキルや働く環境を冷静に見つめ直すチャンスだと思い、「今できること」を行動に移していきましょう。
【4月~6月】繁忙期のあとは閑散期が風俗の特徴
新しい年度の始まる4月に、GW(ゴールデンウィーク)が待ち構える5月、そしてちょっとセンチになる梅雨の6月。
【4月~6月】は2ヶ月にも及ぶ閑散期もようやく終わりを迎え、風俗業界に暖かな光が射し始めます。
4月:徐々に繁忙期の兆しが!新規顧客の獲得も見込める
温暖な気候に移り変わり、桜も咲き誇る季節。
春の訪れとともに、風俗業界にも繁忙期の知らせが届きます。
個人的にも、なんとなくソワソワする時期です。
4月のお客様の中には、新社会人のみなさまが風俗デビューしたりとかもありますし。
中には初めてのお給料を風俗に使ってくださる人もいれば、上司の方に連れられて来た方もいましたね。
そのため、一般企業のお給料日にあたる中旬から月末にかけて忙しくなるイメージを持っておくといいでしょう。
(私の場合は)例年ほど良い忙しさなので、繁忙期へ向けての準備運動みたいな感じです。
5月:大型連休はかき入れ時!でもGWは遊びたい…
4月末から5月の頭は、皆さんご存知GW(ゴールデンウイーク)があります。
特にサービス業関連の業界はかき入れ時だと思いますが、風俗業界でも同じです。
大規模な風俗街はもちろんのこと。
旅行先で風俗を楽しむ方もいるため、日本全体で風俗需要が飛躍的に高まります。
ですが正月休み同様、せっかくの大型連休だからやっぱり遊びたい…!
風俗嬢とて、女子旅の1回や2回は行きたいと思うわけですよ。
アラサーの私だって、立派な女子ですから。友だちいないけど。
まあ…閑散期に遊べばいいんですよ。
仕事があるうちは、働くのがいいと思います。私は友だちいないけど。
それに5月の繁忙期は瞬間風速がとてつもないだけで、連休が終わればすぐに閑散期に逆戻り。
このギャップにも慣れが必要かもしれません。でもやっぱり人によるかな…。
6月:連休明けは閑散期へ…雨音が切ない時期です
GWの勢いが凄まじいだけに、波が引いてしまうスピードもあっという間…。
6月に入ると目に見えてお客様が減り、ヒエヒエの閑散期に突入します。
雨が連日のように続く梅雨の季節でもありますから、少なからずそれも影響しているのでしょう。
私だって雨の日は、外に一歩たりとも出たくありませんからね…。
デリヘルの需要はそこまで低くはならないと思いますが、店舗型風俗店は雨音がセンチメンタルな感情を誘ってきます。
もし雨が嫌いでないのなら、5月に稼いだお金で旅行に行くのもいいですよね。
海外も熱帯の地域でなければ、雨季とかは無いんじゃないでしょか(我ながら雑だな…)。
ちなみ私はこの時期、よく鎌倉周辺に出没します。
全力でぶら散歩してます。
ともあれ風俗嬢として働くなら、閑散期を見越したスケジュール管理も重要なポイントです。
あまり根を詰めて働きづつけると、心も身体もボロボロになっちゃいますからね。
私はお気楽すぎですが、自分なりにほどよいバランスを意識しながら自己管理してまいりましょう。
【7月~9月】風俗の夏はアツい!繁忙期の到来!
夏休みや花火大会、お祭り、海水浴、プールなど、イベントが満載の【7月~9月】。
風俗業界も一気に盛り上がりを見せていきます。
GW以来の稼ぎ時ですから、細かいポイントもしっかりとチェックしていきましょう。
7月:ボーナスの時期!中旬以降は大忙し!
一般的な企業では夏期ボーナスが支給される7月中旬以降、風俗店もどんどん忙しくなります。
やはりお金が動く時期は、風俗業界も繁忙期を迎える傾向にありますね。
6月のどんよりした空気も一気に晴れやかになるんです。
それに加えて7月はイベントや行事が豊富にあるときですから、男性方の気持ちも大胆になるのかな?なんて思ったり。
普段は風俗を利用しないお客様も、この時期にいらしてくれる印象が強いですね。
でもまぁリア充イベントの多い時期なんで、全く縁のない私はお仕事に打ち込んでいるわけで。
毎年、一生懸命、働いているわけで…。
8月:お盆休みも繁忙期!暑さに負けるな…!
先月からの繁忙期はまだまだ続きます。
それもそのはず、8月にはお盆休みという名の大型連休があるんです!
この季節は年末年始同様、帰省する方が多いシーズンですから、首都圏の風俗だけでなく全国的に風俗の需要が高まります。
だもんで、できる限り積極的にシフトを入れたほうが良いでしょう。
ですが、気温も上がる夏本番です。この時期は夏バテで体調不良になる子もちらほらと。
かくいう私も、この時期に胃腸炎になってしまった経験がありますし(あれはほんとにキツかった…)。
風俗嬢は体力が必要なお仕事だけに、体調管理も怠らないように気をつけてまいりましょう。
そして例のごとく、連休が終わりを迎えると閑散期へ突入。
およそ1ヶ月にわたる、繁忙期の終焉となります。
遊びも仕事も捗るアツい夏ですから、自身のスケジュールや体調を考慮しながら効率よく動いていきましょう。
9月:あっという間の夏が終わり閑散期へ
さて、アツい夏のあとは寂しい秋の到来。
2月は個人的に“一番ヤバイ季節”とお伝えしましたが、9月もそれに引けを取らないくらいに“エグイ季節”です。
私のお店特有なのかもしれませんが、閑古鳥が鳴くとはまさにこと…なんて感じ日が続くこともよくあります。
体感的には、リピーター様のご利用がメインですかね。
しかし、閑散期だからといって落ち込むことはありません。
「閑散期のための繁忙期」という私の持論がありますが、先月までの忙しい時期にしっかりと営業努力しておくのがキモですね。
新規のお客様をしっかりとおもてなしをして、気に入っていただけるように頑張りましょう。
そして「9月はお客様が少ないから遊びにきてほしい」と伝えてみてください。
(ただし、あまりがっつき過ぎないように注意しながら…)
お客様が多い時期にしっかりと種まきをしておけば、寒い閑散期であってもしっかりと花は咲きます。
対策方法の1つとして覚えておいてくださいね。
【10月~12月】閑散期は助走!年末に向けて準備しよう!
2月・9月ほどではないですが、10月から11月にかけて長期的な閑散期が続きます。
この時期は、お店の集客力や女の子によっても稼ぎの差に結構な開きが出ることも。
リピーターの少ない方は、閑散期の過ごし方について前もって考えておきましょう。
で・す・が!
長い閑散期を乗り越えれば、一年で最も忙しい12月を迎えます!
【10月~12月】は、万全の状態で繁忙期を迎えるための準備を意識してお過ごしください。
10月:前月に引き続きもの静か!人事を尽くして堪え忍ぶべし!
10月は前月の流れをそのまま引きずり、比較的静かな毎日が続きます。
しかし客足が完全に途絶えるというわけではないので、出勤日数を増やして少しでも多くのお客様と接するといいでしょう。
閑散期に風俗を利用してくれるお客様はとても貴重です。
ありがたみを持って一生懸命ご奉仕すれば、ごヒイキにしてくれる可能性も高まるでしょう。
11月:月末が近づくと長い閑散期が幕を下ろす…
長い閑散期もあと少し…ここが踏ん張りどころです。
先月に引き続き出勤日数を増やしベストを尽くしていきます。
年末商戦に向けて、写メ日記などの日ごろの積み重ねがここでも重要です。
写メ日記は、お客様が女の子を知るための数少ないコンテンツの1つ。
頻繁な更新や業務的でない日記内容、写メを魅力的撮るなど頑張れるところはたくさんあります。
しっかりと丁寧に更新していれば、お客様の評判が上がることはあっても下がることは余程のことがなければありません。
自分を売り込むためにも、閑散期の時間を上手に活用していきましょう。
12月:ボーナス!忘年会!性なる夜!一年で最も忙しい時期
風俗業界で一番忙しい時期、トップオブ繁忙期といっても過言ではない時期がやってきます。
12月は冬期ボーナスが支給されますし、忘年会をはじめとした飲み会もたくさん開催されます。
もちろん月末から年始まで長期休暇をとれる方もたくさんいますから、風俗が盛り上がるためのあらゆる条件が整っているんです。
そして12月24日、25日のクリスマスは、本指名様の利用が多い日…(ツボにはまればですが)。
閑散期に行ってきた種まき営業がこの辺りで芽を出してくれることもあるので、やっぱり地道な努力は大切。
まあクリスマスあたりからは風俗業界の稼ぎ時ではありますが、一年に一度の大切な日ですし。人によっては。
無理して働かなくても良いのではと、私は思いますけどね…。私は働きますが。
いずれにしても、12月23日あたりから怒涛の勢いで忙しくなりますから、外せない予定がない限りはシフトに入れたほうが良いともお伝えさせていただきます。
ちなみに、この繁忙期は短くても1月初旬まで続きますよー!
風俗の閑散期は繁忙期のための準備期間!
風俗の閑散期と繁忙期、なんとなくでもイメージしていただけましたでしょうか。
最後に一年間の大まかな流れを「棒グラフ(お店の忙しさ)」と「折れ線グラフ(なぎさの稼ぎ)」とで表してみました。
- 上記の表は2018年のものであり、「お店の忙しさ」は私の体感値です。
- そして「なぎさの稼ぎ」のところは、2017年と2018年を比較も兼ねています。
- 2018年の方が稼いでいる月は、棒グラフより折れ線グラフが上に来ているといった感じにしました。
(私ってば、1月、4月、5月しか、おととしより稼げてない…)
分かりづらかったらすみません。あとリアルな稼ぎの金額は、ヒミツにさせてください。
ここまでの要点をざっくりとまとめてみましたので、参考にしていただければ幸いです。
風俗の閑散期・繁忙期
- ・閑散期:2月、6月、9月、10月、11月
- ・繁忙期:1月、5月、8月、12月
- ・わりと平坦な時期:3月、4月、7月
閑散期への対策
- ・繁忙期に新規のお客様を確保し、リピートに繋げる(接客時の気配り、写メ日記をがんばる)
- ・出勤日数を増やす(その上で遅刻しない&当欠しない)
- ・繁忙期にガッツリ稼げたら、ちゃんとその後に心と身を休める
- ・まとまったお金が入っても一気に使わず、節約することも忘れない
風俗の閑散期というものは、繁忙期のあとすぐに訪れる傾向にあるようです。
忙しい時期にたくさん稼いだからといってすぐに使い込んだりせず、ある程度の節約は必要なり!
特に2月と9~11月は稼げる風俗の仕事はいえ、正直かなりキビシー時期…。
閑散期の谷間を小さくするためにも、日ごろから上記の対策をコツコツを続けるのが重要ですね。
私ものんびりし過ぎる性格だから、もっとがんばらねば…。
それでも業界の繁閑ってのは、個人の努力や地域性、お店のジャンル、そして時代の流れによっても随分と変わります。
ここまでにお伝えしたのは「私が風俗業界で働いてみて感じた一年の流れ」であり、あくまで今後の参考程度にということで。
少なくとも、今後いきなり流れが真逆になることは無いと思うので…。
「今はこんな時期なのかな?」と考えながら、稼ぎの目標額や出勤の目安を立てていくときに役立てていただけたら嬉しいです。
風俗業界の流れを覚えて、どうか無駄ヅモなき風俗嬢ライフを!